柔道高藤直寿の反則勝ちとは?柔道のルールやヤン選手についてと日本の反応紹介

2021年8月3日東京オリンピックtokyo2020,東京五輪,柔道男子,金メダル

東京2020オリンピック初日の7月24日に柔道男子の高藤直寿選手が東京五輪の日本人初の金メダルを獲得しました。男子柔道の高藤直寿選手の決戦の結果は反則勝ちですが、柔道のルールや戦略を知らない方も多いかと思いますので、どれだけすごいのか、対戦相手は誰なのかなどをネット上の反応と一緒にご紹介していきます。

高藤直寿選手とは?


柔道男子60kg級で活躍されている日本人選手です。現時点で28歳。7歳から柔道を始め、世界選手権では3度の優勝をする程の実力者。オリンピックでは前回のリオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得されましたが、今回の東京2020オリンピックで金メダルを獲得し、前回のリオ五輪を上回りました。

高藤直寿選手は試合後のコメントで「今までみんなに支えてもらった結果だ。豪快に勝つことはできなかったが、これが僕の柔道。金メダリストとして自分を磨いていきたい」と素晴らしいコメントをされていました。

日本勢としてはこれまでの冬季大会も合わせて499個のメダルを獲得していましたが、高藤直寿選手の金メダルでメダル数が500個目と節目になりました。

また、この階級で日本人選手が金メダルを獲得するのは2004年のアテネ五輪の野村忠宏選手以来17年振りのことです。

高藤直寿選手は実はゲーマーと言う面もあり、今はフォートナイトにハマっているそうです。試合後のコメントで、自身へのご褒美を問われて、金メダリストにふさわしいゲーミングPCが欲しいとコメントされていました。

反則勝ちってなに?

柔道のルールはずっと攻めずに守りに入り続けると指導を貰います。この指導が3回入ると反則負けになってしまいます。

ただ、柔道では攻めに行くということは技を貰ってしまうリスクがあります。その為、高藤直寿選手の試合内容のように相手が2回指導を受けた場合はお互いが攻められない状況を作ることで、お互いに指導をもらう為反則勝ちに持ち込むことができます。

ただ、この戦術もテクニックでありリスクでもあります。リスクとは試合開始からひたすら攻め続けないといけないので、体力の限界や技を取られるリスクもある為、簡単なことではありません。

反則勝ちと言うとマイナスなイメージが湧きますが、相手も技を出すことができない状況を作り続けた立派な戦略がちになります。一本にこだわりすぎないアスリートとしてのすごい底力を見せていただきました。

高藤直寿は本当におめでとうございます。

対戦相手は台湾人選手

対戦相手の選手は台湾人選手の楊勇緯(よう・ゆうい)選手でした。

楊勇緯(よう・ゆうい)選手も実力のある選手ですが、高藤直寿選手の戦術の前に敗退しました。

台湾人イケメン選手であるヤン選手については下記の記事で詳しくご紹介しております。ご参考にしてください。

日本人初金メダルのネット上の反応

 

柔道、進むにつれて男子はほとんどゴールデンスコアに持ち込む試合でしたね。
それもかなり長引いて、半分精神力の戦いという感じでした。
試合を見ていたら、どの国の選手も男女問わず本当にこの五輪のために弛まぬ努力をされてきて、悲願の舞台だったんだなと…
こんなご時世ですが選手には本当に頑張って欲しいなと心から思いました。
そして柔道は特に、相手を讃えるスポーツマンシップが素晴らしい選手ばかりですね。
高藤選手金メダルおめでとうございます! yahoo!ニュースより

勝利インタビューで、豪快に勝てたら良かったけどこれが僕の柔道です、という感じのことを言っててかっこ良かった!! yahoo!ニュースより

全試合拝見しました。
ゴールデンスコアばかりでさぞ疲れたと思います。
手に汗を握り、ドキドキし、テレビの前で思い切り応援しました。
おめでとうございます!
リオでの銅メダルも十分誇っていい成績だと思うのですが、銅メダリストとして生きるのはつらかったとのこと。
この5年、本当に大変だったと思います。
涙のインタビューにもらい泣きしました。
五輪が開催できて本当に良かったと思う。 yahoo!ニュースより

高藤直寿選手のSNS

高藤直寿選手はTwitterとYouTubeをしています。

Twitterはフォロワー5,592人 Youtubeは登録者数1.17万人となっています。普段からトレーニング動画や柔道技などの動画を公開されており、本日の金メダル獲得などから一気にSNSのフォロワーも増えるのではないかと思います。

まとめ

今回は東京2020オリンピックで初の金メダルを獲得された男子柔道60キロ級の高藤直寿選手について書かせていただきました。反則勝ちとは言ってもルールを知っていれば本当に見事な戦術で、試合内容は素晴らしかったです。

勝った後のコメントでも謙虚な姿勢は本当にアスリートにあるべき姿だなと思いました。高藤直寿選手のこれからのご活躍に更に期待ができます。

また、この東京2020オリンピックの日本人初金メダルの勢いに乗って、他の日本人選手も精一杯頑張って欲しいです!

試合を観れなかった方は下記記事でご紹介しているオリンピック公式サイトで試合を見直すことができます。